廃プラスチックからペレットに、
加工会社でプラスチック製品へと再生。
更なる進化を遂げたトータルリサイクルシステム。容器包装リサイクル法による再生処理事業者に登録、市町村より回収された「一般家庭より排出される資源プラ」を選別・造粒後、プラスチック製品加工会社へペレットを販売、プラスチック製品へと加工され、再び社会へ還元されていきます。また、一般廃棄物にとどまらず、産業廃棄物のマテリアル化にも着手しております。
弊社及び関連会社(プラ・ネット)で作られる製品
容器包装材からの PP・PE混合ペレット 及びPPリッチペレット PE リッチペレット
マテリアル事業部 (関工場) にて、 容器包装プラスチックを選別・ 製造過程を経て再商品化 (ペ レット)されます。
コンパウンドペレット(プラ・ネット)
PP・PE混合ペレットなどと民間企業から排出される産業廃棄物のプラスチックを混合して高度な原料に加工。異物及び水分を徹底的に除去し、かつ最終製品を製造するメーカーの要求する材料性能に合わせて 産廃系プラスチックの混合比率を変えて製造されます。
LDPEペレット
使用済み梱包用フィルムからのリサイクルペレット。
PPバンドペレット
使用済みPPバンドからのリサイクルペレット。
リサイクル後の最終製品
マテリアルリサイクル工程
1. 手選別&振動コンベア
1次手選別コンベアでPE・PPの袋物を手選別し他の物は振動コンベアを通って、よりバラバラにし2次光学自動選別機へ搬送されます。
2. 2次光学自動選別機からさらに3次&4次手選別へ
2次光学自動選別機にて、プラスチックを「PE/PP素材」と「それ以外の素材」に機械選別します。 「PE/PP」は3次手選別コンベアへ、「それ以外の素材」は4次手選別コンベアへ搬送されます。 その後、4次手選別コンベアにて 「PS素材」をピックアップします。
3. 圧縮梱包され製品原料として保管
3次手選別コンベアにてアルミ蒸着及び塩化ビニール系プラスチックなどマテリアル化不適合物を取り除く。PE・PPは磁選機を通り磁石の力で異物として混入された鉄を取り除き、圧縮機にて圧縮梱包され主たる製品原料(PE・PP仕掛品)として一時保管されます。
4. 最終製造工程にて再商品化へ
PS素材は溶融機にてインゴットへ。 PE/PP素材は破砕・洗浄・比重分離・乾燥工程を経て造粒機 (ペレタイザー)にて再商品化されます。 再商品化されなかったプラスチック素材は、燃料向けとして当社サーマル事業部やRPF製造会社にて加工され、その後、製紙メーカーやセメントメーカーの石炭代替燃料として活用されます。
設備紹介
対応品目
圧縮・破砕・溶融
- 廃プラスチック類 産業廃棄物処理許可証あり
- 一般家庭から排出されるプラスチック類(溶器包装プラスチック:製品プラスチック)
リサイクル処理
廃棄物
サーマルリサイクル
対応エリア
全国
主に中部エリア